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沖縄核配備についての非公開文書 [国防]

未だに何をやってるんだか…
今年3月、例の核密約が明らかにされた時、安倍元総理がこう発言している。

>「当時は冷戦時代で指導者が日本を守るために判断した。秘密を暴露して、過去にそういう判断をした人たちを非難するのではなく、今後、日本の安全に資する形で考えていくべきだ」
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-03-09-1

全くだ。今更こんなモン、公開して何の得が有るのだ?
「自民党はこんな事を隠していました」とでも言いたいのかも知れないが、これも国益の為。
自身に疑惑だらけ、責任を取る事も出来ない民主党閣僚とは比べるべくもない。


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沖縄核配備、非公表求めた政府…外交文書公開

 外務省が26日公開した外交文書で、米軍が返還前の沖縄に配備していた核搭載可能な中距離弾道ミサイル「メースB」について、政府が米国に対し、配備する際に公表しないよう要請していたことが明らかになった。

 また、1972年の沖縄返還に向けた交渉に関連し、対米繊維輸出の自主規制をめぐる日米繊維交渉で、首脳間の密約にあたる「話し合い」の存在を示す文書も公開された。

 弾道ミサイル「メースB」に関する文書は、当時の小坂善太郎外相と米国のラスク国務長官の会談に関する61年11月6日付。それによると、小坂外相は、来日中のラスク長官と11月5日に神奈川県の箱根で約30分間会談し、「メース等の武器を持ち込まれる際、事前にいちいち発表されるため論議が起きているが、発表しないことはできないか」と要請。しかし、長官は「アメリカの手続きとして何らかの発表を行うことは必要と思われる」と難色を示した。外相は「事前に発表されると、なぜとめないかといって日本政府が責められる結果となる」と食い下がった。
(2010年11月27日03時06分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101126-OYT1T01250.htm
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sengoku38氏のコメント。全ては「日本」の為。 [国防]

sengoku38氏、逮捕保留。
弁護士がコメント、

それにしても、のほほんとしている私から見ても素晴らしい人物だと思う。
誰から見ても私利私欲の行為では無いのは明らかだ。実際、彼にとって何のメリットも無い。政府(…というか、仙谷氏)の対応に納得出来ず、(やり方はともかく)「国民の為」にあの映像を流したのだ。

「私が今回起こした事件により、国民の皆様、関係各位には、多大なるご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。海上保安庁の皆様、中でもお世話になった方々や今回の件でご苦労されている方々に対しては、申し訳ない気持ちで一杯です。  今回私が事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。ただ広く1人でも多くの人に遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらい、1人ひとりが考え判断し、そして行動してほしかっただけです。  私は、今回の行動が正しいと信じておりますが、反面、公務員のルールとしては許されないことだったと反省もしております。  私の心情をご理解いただければ幸いです」

公務員ではなくとも、組織の一員として「内部で知りえた情報」を、あの様な方法で外部に流出する行為は問題となるだろう。
今後、sengoku38氏は海保の内規違反での懲戒処分が待っている。どうか、処分が少しでも軽くなる様に願いたい。彼が守ろうとしたのはかけがえのない、この「日本」なのだから…


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【海保職員「流出」】「私利私欲ではない」「一人でも多く見てもらいたかった」保安官のコメント
2010.11.16 01:40

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、神戸海上保安部の海上保安官(43)は16日、小川恵司弁護士(第二東京弁護士会)を通じてコメントを出した。小川弁護士が読み上げたコメントは次の通り。

 「私が今回起こした事件により、国民の皆様、関係各位には、多大なるご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。海上保安庁の皆様、中でもお世話になった方々や今回の件でご苦労されている方々に対しては、申し訳ない気持ちで一杯です。

 今回私が事件を起こしたのは、政治的主張や私利私欲に基づくものではありません。ただ広く1人でも多くの人に遠く離れた日本の海で起こっている出来事を見てもらい、1人ひとりが考え判断し、そして行動してほしかっただけです。

 私は、今回の行動が正しいと信じておりますが、反面、公務員のルールとしては許されないことだったと反省もしております。

 私の心情をご理解いただければ幸いです」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101116/crm1011160141004-n1.htm
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【尖閣ビデオ流出】海保、内規違反で懲戒処分を検討 [国防]

やはり…
懲戒処分は避けられないのか。

まぁ、内規に違反しているのは明白なのだろうが、それにしても、懲戒免職は重すぎないか?
「社会的な影響」については、政府のやり方がマズかったのが一番の要因だ。

海保として「処分無し」という訳にはいかないだろうが、出来る限り寛大な処分を求めたい。


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【海保職員「流出」】内規違反で処分へ 懲戒免職の声も
2010.11.15 14:26

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、海上保安庁が、映像流出を告白した神戸海上保安部(神戸市)の主任航海士(43)について懲戒処分を検討していることが15日、海保関係者への取材で分かった。秘密を漏洩(ろうえい)した国家公務員法違反での逮捕や起訴などがなかった場合でも内規違反は明白なことから組織内で議論を進める。

 捜査関係者によると、主任航海士は警視庁と東京地検による任意の事情聴取を受けており、調べに対し乗務する巡視艇「うらなみ」船内で9月下旬、庁内ネットワークに接続された共用パソコンで同僚といっしょに映像を見たと説明。映像データについて「共用パソコンからUSBメモリー(外部記憶媒体)で映像データを取り出した」と話しているという。

 海保関係者によると、同庁では、個人に支給されたパソコンに私物のUSBメモリーを差し込みデータを引き出す行為について「コンピューターウイルスなどによるデータ流出の危険性がある」と内規で禁止しており、主任航海士の行為は明白な違反となる。

 国家公務員法では、同法や他の職務上の義務に対する違反行為には懲戒処分を下すことになっており、過去の秘密漏洩などの事件でも停職や免職になっているケースがある。

 ただ、今回は行為の社会的な影響が大きいことから、同庁の処分で最も重い懲戒免職を求める声も上がっているという。

 処分時期については、「刑事処分の結果を待ちたい」(海保関係者)としている。主任航海士が辞表を提出する可能性もあるが、この場合も同じように刑事処分の結論がでるまでは受理せずに保留するのが通例となっている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101115/crm1011151427019-n1.htm
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【尖閣ビデオ流出】神戸の第5管区海上保安本部・海上保安官が名乗り出る [国防]

ついに、ビデオを流出させた海保保安官が名乗り出た。

とはいえ、本当に流出させた本人かどうかは未だ操作中。どの様な処分が下されるのだろうか?

それにしても、ビデオが流出してからというもの政府が「犯人探し」に躍起になっている様子は異常だ。しかも、 粗大ごみ 空き缶はYouTubeの映像は観ていないのだとか…

守秘義務の有る物(そもそも、アレに守秘義務って有ったのか不明)を流出させた事は問題なのは確かなのだろうが、それ以上に問題なのはあの支那漁船だ。あれだけの行為を行っておいて何故、船長を処分保留で釈放したのだ?
そうか、それがバレるとマズいんで公開しなかったのか?

何にせよ、これで「犯人探し」は終了となるのか?
本人は逮捕されるのか?
もっとも、そんな事をすれば内閣にとって非常に大きなダメージとなるのは間違いない。


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【尖閣ビデオ流出】神戸の5管海保・海上保安官「自分が流出させた」と名乗り出る 警視庁が聴取へ 
2010.11.10 12:58

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した事件で、第5管区海上保安本部(神戸市中央区)の男性海上保安官が「自分が映像を流出させた」と上司に名乗り出ていたことが10日、分かった。警視庁捜査1課は同日午後にも海上保安官を、国家公務員法(守秘義務)違反の疑いなどで事情聴取する。

 関係者によると、海上保安官は巡視船の乗組員で、神戸海上保安部に所属。警視庁では海上保安官が航海からの寄港を待って聴取を行う。

 検察当局は9日、映像が投稿された動画サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手「グーグル」から、インターネット上の「住所」に当たるIPアドレスなど投稿者に関する記録を押収。警視庁でアドレスの分析を進めたところ、神戸市中心部のネットカフェから投稿されていた可能性が高いことが判明。海保が実施した内部調査結果に関する資料の任意提出を受けていた。

 映像は4日、インターネットの動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で公開された。海保の巡視船「よなくに」「みずき」に中国漁船が衝突した場面や漁船が違法操業している場面を撮影したもので、約2分半〜11分半の計6本、合計で約44分間あった。

 映像の投稿者名は「sengoku38」となっており、4日にユーチューブのアカウントを登録。5日に自ら映像を削除したが、コピーされた映像がネット上に多数拡散している。

 海上保安庁や検察当局のこれまでの調査などで、映像の長さや挿入された字幕などから、映像は石垣海保が証拠資料として数時間あるとされるオリジナル映像を編集、那覇地検に提出した十数種類の映像のうちの一つと判明。

 海上保安庁は8日、被疑者不詳の国家公務員法違反の疑いなどで、東京地検と警視庁に刑事告発していた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101110/crm1011101208022-n1.htm
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普天間基地:決着出来なくても進退には関係無いそうな… [国防]

普天間基地移設問題、
決着が出来なかったとしても、Yucky鳩山総理の進退には関係無いそうです。
「覚悟をもって臨む」ってのは、所詮その程度の事だったんですね。

はい。私も結論が出るとは思っていません。
自民党が十数年かけてやっと地元住民や米軍との合意にこぎつけて決着した移設問題です。それをわざわざブッ壊して「ゼロベース」にした物を小沢傀儡政権が数ヶ月で解決出来る訳が無い。
こうなれば、もう普天間の継続使用と言う選択肢しか無くなるのは目に見えている。

しかし…何なんでしょうね。
>「進退をかけるとか、野党の挑発に乗るつもりはない」

そう言えば、貴方も昨年は「解散!」ばかり言っていましたね。ただの挑発行為だったんでしょうが。
ところで、Yucky鳩山総理の言う「命がかかわる話」って何でしょうね。


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「進退懸けるつもりない」=普天間で覚悟、重ねて強調−鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は9日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関して、自民党の大島理森幹事長が5月に決着しない場合の首相退陣を要求していることについて「進退を懸けるとか、野党の挑発に乗るつもりは全くない」と述べた。その上で「当然のことながら、しっかりとやらせてもらう」と述べ、「5月決着」への決意を強調した。
 首相はまた、「政治家は、物事を判断する時には一つ一つ覚悟を持って臨むべきだ。国民の暮らし、命がかかわる話であればあるほど、政府として、あるいは首相として意思決定には覚悟を持って臨むべきだ」と述べ、改めて「覚悟」に触れた。 (2010/03 /10-01:01)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030900805
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首相「普天間、進退かけるつもり全くない」

 鳩山首相は9日夕、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関し「覚悟を持って臨む」と発言したことについて「進退をかけるとか、野党の挑発に乗るつもりは全くない」と述べ、5月末までの決着ができなければ退陣するとの見方を否定した。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は発言の真意について「政治家は物事を判断する時には一つ一つ覚悟を持って臨むべきだ。国民の暮らし、命がかかわる話であればあるほど。首相として意思決定には覚悟を持って臨むべきだ(という意味)」と説明した。
(2010年3月9日22時17分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100309-OYT1T00902.htm
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首相、普天間5月決着「進退かけるつもりない」

 鳩山由紀夫首相は9日夕、沖縄県の米軍普天間基地移設問題で5月末までの決着に向けて「覚悟をもって臨む」と表明したことに関し「進退をかけるとか、野党の挑発に乗るつもりはない」と述べ、退陣などの可能性を否定した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 同時に「命のかかわる話であればあるほど、当然、政府として首相として意思決定には覚悟をもって臨むべきだ。それが進退だとかどうだとかいう野党の思いに必ずしも乗る必要はない」と指摘。「当然のことながら、しっかりやらせてもらう」と5月末決着への決意を改めて示した。

 首相が「覚悟」を表明したのは、6日に自民党の大島理森幹事長が、5月に解決できなければ首相は退陣すべきだと迫ったのを受け、記者団から「(解決できなければ退陣する)覚悟はあるか」と聞かれて答えた。(19:53)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100309ATFS0902W09032010.html
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先ずは国益を優先すべし [国防]

どうもTVではこの「密約」に関して歴代政権に否定的な意見が多い様だが…
どう考えても薮蛇。それも大蛇だ。

同盟国家との絶妙な密約を保つ事により、ある意味「いいとこどり」出来ていた訳だ。
しかし、万年野党の器である民主党が政権を執ったとたんにこれをバラしてしまうとは…
支那や南北朝鮮、ロシアを本気で信じられるのだろうか?
北方領土はロシアに、竹島は韓国に不法占拠された状態が続く。
尖閣諸島の領有をいきなり叫び出して東シナ海の領海ギリギリの位置に勝手に油田を造って採掘する支那。
北朝鮮は人攫い国家。

アメリカの核の傘のおかげで攻撃されずに済んできたのだが、これをバラす事にどんな意味が有るというのだろうか?
非核三原則の第一の目的は国防であるが、何故「非核」そのものばかりが強調されてしまうのだろうか?
これでは「平和ボケ」と言われても仕方ないだろう。「核を使わないで」と訴えただけで「分かった」なんていう国は有るのだろうか?


関連エントリ:
核密約:さぁ、どうするつもりだ?
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-03-09-1
核密約の秘密文書
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-15-2
岡田外務大臣の初仕事は…
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-09-17
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【主張】「密約」報告書 非核三原則の見直し図れ 検証を同盟の未来に生かそう
2010.3.10 04:03

 日米間の核持ち込みなど外務省のいわゆる「密約」問題に関する有識者委員会(座長・北岡伸一東大教授)の調査結果がまとまり、岡田克也外相が公表した。

 日米安保条約に基づく日米同盟が日本の安全の生命線であることはいうまでもない。調査対象とされた4件はどれも同盟の生命線を維持する節目にあたり、時々の政権がどんな判断で行動したかは必ずしも明らかでなかった。政府が第三者の手で経緯を解明しようとした意義は評価できる。

 だが、過去の検証よりもずっと大切なことは鳩山由紀夫政権がこれを今後にどう生かすかにある。その意味で、首相や外相が「非核三原則を見直す考えはない」と明言したのは極めて遺憾だ。

 北朝鮮の核や中国の軍拡で日本にとっての脅威は高まっている。日本の平和と安全を守るために核抑止力をいかに機能させるかが問われている。そのための核政策見直しこそ求められている。それができないなら、何のための調査だったのかとの疑問が強く残る。

 密約論議の発端は、1960年の日米安保条約改定時に核を積んだ米艦船の寄港や領海通過を「事前協議の対象外」とする密約があった、とする外務省OBらの証言が相次いだことだ。岡田外相は昨年11月、この問題を含む4件の調査を有識者委員会に委ねた。

 ≪政治の知恵だった≫

 報告書は核搭載米艦船の寄港、朝鮮半島有事の事前協議、沖縄返還時の補償費肩代わり問題の3件は広い意味も含めて「密約があった」とした。また佐藤栄作首相とニクソン大統領による有事の沖縄核再持ち込み合意は「密約といえない」と判断された。

 一方で、報告書が「密約があった、なかったとレッテルをはるのではなく、当時の政治状況や国民感情を考慮して論じるべきだ」と指摘したことも重要であり、見落とすべきではない。

 例えば「広い意味の密約」とされた米艦船寄港問題で、日本政府が「米側から事前協議の申し出がない以上、核は積んでいない」としてきたことは「不正直な説明」としながら、それぞれの外交が適切だったかは「当時の国際環境や国民全体の利益(国益)に照らして判断すべきだ」としている。

 外交交渉には一定の秘密がつきものだ。とりわけ非核三原則にこだわる日本政府に対し、米政府は「個別艦船の核の存否を一切明かさない(NCND)政策」を国策とし、事実上妥協点はない。

 日本の究極の安全がかかっている核の問題で、当時の為政者らがとった対応は、国民の反核感情の強さと核抑止の必要のつじつまを合わせる「政治の知恵」だったともいえよう。沖縄返還など他の事例も、結果として日米同盟の維持・強化が担保されたのは事実であり、国民の利益と安全も守られたとみるべきではないか。

 ≪国益が守られた意味≫

 現在の視点で過去を一方的に裁くのは不公正な判断に陥りかねない。国民の視線で客観的判断を下すために、報告が「外交資料の公開ルールを整備すべきだ」と勧告しているのも是認できる。

 何よりも、報告を受けて鳩山政権が精査すべきは日米同盟の今後の課題にどう取り組むかだ。

 岡田外相は今回の解明作業によって「日米安保体制の運用に影響はない」と語った。だが、現実には非核三原則の下で核の一時寄港や領海通過に関する「明確な日米間の取り決めは今も存在しない」と報告は指摘しており、これをどうするか。昨年末、ゲーツ米国防長官は「核抑止や同盟関係に悪影響がないよう注意してほしい」と懸念を示した。

 米国の核政策は91年に変更されたが、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国軍の核戦力の増強次第では政策が再修正されかねない。

 そのようなときに、非核三原則にこだわっていては日本の安全は保てなくなる恐れもある。産経新聞はかねて非核三原則の「持ち込ませず」について、少なくとも緊急時などに核の寄港・通過を認める「2・5原則」のような形に修正するよう問題提起してきた。

 岡田外相はこれまで米国に核先制不使用宣言を求め、「核の傘から半分踏み出す」などとしてきたが、鳩山首相は報告について「日米安保やアジア太平洋地域に核抑止力は必要だ」と述べた。

 そうであればなおのこと、鳩山政権は核政策の包括的見直しに着手すべきだ。それが日米安保改定50年を機に同盟を深化させる協議にも役立つはずである。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100310/plc1003100403002-n1.htm
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核密約:さぁ、どうするつもりだ? [国防]

あえてグレーゾーンにしておく事で核の傘の恩恵を受けていた。
反面、核廃絶をも訴え続ける事も出来たのだ。
何でもかんでも明るみに出せばいいというものではない。

「当時は冷戦時代で指導者が日本を守るために判断した。秘密を暴露して、過去にそういう判断をした人たちを非難するのではなく、今後、日本の安全に資する形で考えていくべきだ」

これは安倍元総理の言う通りだ。
正直、密約らしきものが存在するとは思っていた。
鳩山内閣がこの調査をするにしても「幾らなんでも」公表する事は無いと思っていた。明らかに国益にとってはマイナス要素となるからだ。しかし、公表した。鳩山内閣は予想以上の売国政権の様だ。

こうやって核密約が確認された以上、唯一の被爆国として国際社会に核廃絶を訴えてきた日本へ避難の声が上がる事が現実となるだろう。その矛先はYucky鳩山総理となる。
国内からの質問に対しては「ジミンガー」で逃げまくってきた民主党政権。しかし海外からの追求ではそんなもの通用しない。どうするつもりだろうか?

さて、密約が確認された。これからは寄港させないとなると…喜ぶのは?
もちろん支那、南北朝鮮、ロシアだ。

日本は丸腰にされてしまうのだろうか?


関連エントリ:
核密約の秘密文書
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-15-2
岡田外務大臣の初仕事は…
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-09-17
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「密約」報告書…核持ち込みは「暗黙の合意」

 日米間の四つの「密約」を検証してきた外務省の有識者委員会(座長・北岡伸一東大教授)は9日、岡田外相に報告書を提出した。

 最大の焦点だった1960年の「日米安全保障条約改定時の核持ち込み」など3点を「密約」と認定し、密約の存在を一貫して否定してきたこれまでの政府の主張は覆った。岡田外相は9日の記者会見で、米国が戦術核の艦船などからの撤去を表明した91年以前の核持ち込みに関する政府見解の変更を表明した。

 有識者委は密約について、〈1〉2国間の合意があるのに、国民が知らされないまま義務や負担を引き受けること(狭義)〈2〉明確な合意文書などはないが、「暗黙の合意」が存在すること(広義)——に分類。安保改定時の核持ち込みについては、日米間で明確な合意は確認できなかったものの、核搭載艦船の日本寄港を事実上黙認する「暗黙の合意」があったとし、「広義の密約」に該当すると結論づけた。

 安保改定時にまとめられた「朝鮮半島有事の際の米軍の戦闘作戦行動」に関しては、米軍が事前協議なしに日本の基地を使用できる文書の存在を確認し、「狭義の密約」があったと認定。72年の沖縄返還時の「土地の原状回復補償費の肩代わり」については、米国で見つかった外務省アメリカ局長(当時)の署名入り文書が「日米両国を拘束するものではなく、狭義の密約にはあたらない」とした。ただ、米国が支払うべき原状回復補償費を日本が肩代わりした事実は認定し、「広義の密約」だと判断した。

 沖縄返還交渉で佐藤栄作首相とニクソン大統領が交わしたとされる「有事の際の核持ち込み」では、佐藤氏の遺族が昨年12月に公表した「合意議事録」を実物だと認定したが、佐藤政権以降は拘束力を持たなかったなどとして密約には当たらないとした。

 ただ、密約の認定基準は有識者委の間でも解釈が分かれた。岡田外相は9日の会見で、「合意議事録」について「両トップがサインした文書が何十年かぶりに出てきたら、それこそ密約だと受け止められやすい」と指摘した。

 外相は「これほど長期間、冷戦後に至っても国会、国民に明らかにされなかったのは極めて遺憾だ」と指摘。核搭載艦船の寄港についても「日米両政府間で解釈が異なることが明確になった。核の持ち込みがなかったと言い切ることはできない」と述べた。

 鳩山首相は9日夕、「核を含む抑止力は、日米安保を含め、アジア太平洋地域においては必要だ。過去の密約が明らかになったが、これからの日米関係に影響を与えると考えるべきでないし、与えないように対処していくことが大事だ」と述べた。非核三原則についても「これまで通り堅持する。そこは変える必要はない」と重ねて強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
(2010年3月9日20時48分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100309-OYT1T00737.htm
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【密約】安倍元首相「核密約の申し渡しはなかった」
2010.3.9 17:14

 自民党の安倍晋三元首相は9日、外務省の有識者委員会が日米間の「密約」を指摘した報告書を提出したことついて「いわゆる核の密約についての申し渡しは前任者(小泉純一郎元首相)からなかった」と述べ、首相在任期間中に密約の存在は知らされなかったとした。国会内で記者団の質問に答えた。

 鳩山政権が密約調査をしたことについては「当時は冷戦時代で指導者が日本を守るために判断した。秘密を暴露して、過去にそういう判断をした人たちを非難するのではなく、今後、日本の安全に資する形で考えていくべきだ」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100309/plc1003091715020-n1.htm
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核搭載艦船の寄港は「密約」=半島有事・沖縄肩代わりも−政府、見解見直しへ

 日米間の四つの「密約」を検証してきた外務省の有識者委員会(座長・北岡伸一東大教授)は9日、報告書をまとめ岡田克也外相に提出した。最大の焦点となっていた、1960年の日米安全保障条約改定の際に核搭載艦船の寄港・通過を事前協議の対象外とする了解の有無について、日米間に「暗黙の合意」があったと指摘し、「広義の密約」と結論付けた。
 また、安保改定時に交わしたとされる、朝鮮半島有事の際の在日米軍の自由出撃容認を、合意文書に基づく「狭義の密約」、72年の沖縄返還時の原状回復補償費の肩代わりを「広義の密約」とそれぞれ認定。一方、沖縄返還の際、有事での核再配備を容認したとの「密約」は、認めなかった。これを受け政府は、「密約はなかった」としてきた歴代政権の見解を見直す方針だ。
 有識者委は、外務省が内部調査で把握した関連文書331点を精査するとともに、独自に関係者らのヒアリングを実施。合意文書による秘密の取り決めを「狭義の密約」、文書がなくても暗黙の合意があれば「広義の密約」と位置付けた。 
 報告書によると、米艦船の核持ち込みについて、63年に米側から「事前協議の対象外」とする立場が伝えられて以降、日本側は異議を唱えず、68年には当時の東郷文彦外務省北米局長が日米の解釈の食い違いを記したメモを作成し、佐藤政権から海部政権まで引き継がれていたことが文書で裏付けられた。このため、安保改定時に日本側には、事前協議から除くことを了解した認識はなかったものの、63年以降「暗黙の合意」が形成されたと判断した。
 朝鮮有事の際に日本国内から米軍が出撃する場合、事前協議を免除するとした取り決めは、藤山愛一郎外相とマッカーサー駐日米大使による「朝鮮議事録」にそうした内容が記されており、両政府が文書で確認した「狭義の密約」と断定。沖縄返還時、基地跡地の原状回復補償費400万ドルを日本側が肩代わりしたとされる「密約」については、根拠とされる米国で公開された吉野文六外務省アメリカ局長のイニシャルが記された文書を精査。文書自体は、日本側の負担約束を裏付けていないと判断したが、全体の交渉経過から暗黙の合意があったと認め、「広義の密約」とした。
 一方、有事の際の沖縄での核再配備を遅滞なく認めるとした「密約」に関しては、69年に佐藤栄作首相とニクソン米大統領が署名した「合意議事録」を佐藤氏の遺族が所有していることが判明。秘密合意の存在を認めるとの見方が強まった。しかし、有識者委は、内容が後継内閣に引き継がれていないことや、同年の日米共同声明で米側の立場を尊重することを確認したことに着目。「密約」には当たらないと結論付けた。(2010/03/09-15:55)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010030900616
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普天間基地が国連軍の指定基地だって、初めて知りました by Yucky鳩山総理 [国防]

いや…ね。私も詳しい事は知りませんよ。
しかし、この人が「知らない」ってのは…ギャグ?


平野氏:「国連軍の形でいるか分からないが(神奈川県の米軍キャンプ)座間に国連軍の旗を掲揚している」「正規の国連軍は日本に駐留したことはない」 (?_?)
佐藤氏:「7カ所あるうちの一つが普天間だと知っていたか」
ポッポ:「教えていただいたことに感謝する」 (@_@)

ま、まぁ…知らなかったんなら仕方無いなぁ…

って言えるかぁ! (ノ・∀・)ノ =====┻━┻))゚Д゚)・∵.

日米でやっと合意して、これから…という時に一方的に白紙に戻してあーだこーだ、トラスト・ミーとか言っておいて、
知らなかった…

このレベルで「トラスト・ミー」。

もう、何も言う事無いです。完璧です。


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普天間に国連軍 首相、官房長官知らず 質問の「ひげの隊長」あきれ顔
2010.3.5 20:30

 鳩山由紀夫首相と平野博文官房長官は5日の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)が、休戦状態にある朝鮮戦争の再発に備え日本にいる国連軍の指定基地であるのを知らないという失態を演じた。普天間移設には国連軍の扱いも必要だが、国連重視を唱える政権にもかかわらず、首相と平野氏の念頭にはなかったことになる。

 質問したのは、陸上自衛隊のイラク先遣隊長だった「ひげの佐藤」こと佐藤正久参院議員(自民)で「そこも分からずに移設をうんぬんするのはおかしい」とあきれ顔だった。

 日本には国連軍地位協定に基づき国連軍の軍人がいて司令部も存在するが、平野氏は「国連軍の形でいるか分からないが(神奈川県の米軍キャンプ)座間に国連軍の旗を掲揚している」「正規の国連軍は日本に駐留したことはない」と迷答弁。佐藤氏が「7カ所あるうちの一つが普天間だと知っていたか」と質すと、首相は「教えていただいたことに感謝する」と、初耳だと認めるしかなかった。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100305/plc1003052032028-n1.htm
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「いいとも」に田母神氏が… [国防]

先週の「笑っていいとも」に田母神俊雄 元航空幕僚長が出演してたんですね。





紹介したのが石原慎太郎 東京都知事だったいうのがまたスゴイ。
さて、テレビ中毒の方々は彼をどの様な人物だと捉えているのだろうか?
番組では「無難」な話題しかさせて貰えなかった様なのが残念です。
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「仕分け人」という素人集団 [国防]

素人集団により「仕分け」が行なわれ、防衛基盤が危機に陥っている。

日本に届くミサイルを所有しているのは北朝鮮だけでは無い。当然ながら中国も大量に持っており、韓国に到っては短距離ミサイルでも日本を狙える。数年前に韓国は「仮想敵国」を北朝鮮から日本に変更している。

国防の要である自衛官を「民間委託」なぞ、ド素人の私でも無理であるのは分かっている。

が、しかし…

この記事の通り、「先ず結論ありき」で理不尽な仕分けは行なわれた。
人が話をしているのに、途中でぶった切って一掃。聞く耳持たず。
こんな事なら最初から官僚が出席する意味なんか無かった。

勿論、全ての仕分けが異常だった。

ま、教員の待遇に関しては別の意味で異常であったが。


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【40×40】潮匡人 仕分け人が殺した防衛基盤
2009.12.3 07:40

 何が「必殺仕分け人」だ。思い上がるにも程がある。「自衛官の実員増要求」に的を絞ろう。以下は「NHKニュースウオッチ9」が報じた質疑(なので「不公正な要約」との批判はNHKに)。

 防衛官僚が「任務の拡大と安全保障環境の悪化」に敷衍(ふえん)。「第一線部隊の自衛官実員の充足を向上させる必要」を説いたが、蓮舫議員が「ごめんなさい、分からないので」と冷笑しながら「国防も大事だが、生活からすれば、医者、研究者とか、各省が(削減)努力をしている。防衛省だけが増員要求だが、説得力のある提案をしてほしい」と却下。

 別の仕分け人も「民間委託を行うことが不可能な定数と定義づけられているところが本当にそうなのか」と疑問を呈した。防衛官僚は「専門性が高く、余人をもって代え難い」と説明したが、結論は「認められない」。

 はじめに結論ありき、でないなら、以上の質疑で、なぜ、こうなるのか。

 海賊対処など自衛隊の任務は実際に拡大している。北朝鮮の核ミサイルなど安全保障環境の悪化は著しい。もし、対処に失敗すれば「生活」どころか、おびただしい生命や財産が犠牲となる。

 「防衛省だけが増員」と言うが、戦後、防衛費だけが政治的に制限されてきた。「民間委託」と言うが、第一線部隊の自衛官に代わるべき民間人などいない。

 弾道ミサイルなど事態の発生が予測困難な場合、実員増を図る「暇はなく」、「本来、定員に実員を合わせるべきものである」(防衛省説明資料)。実員増は内閣が重視する雇用対策にもつながる。

 だが、冷血の裁きは下った。公開処刑の結果、陸海空で5300人の充足目標が欠ける。空自で言えば、1個戦闘航空団(全6個)の欠落に等しい。

 仕分け人は「行政刷新会議が実務の専門家として選んだ」らしいが、なぜか、防衛関係の専門家も、実務経験者もいない。全員、ど素人の集団である。なぜ実員増がダメなのか。ごめんなさい、こちらこそ分かりません! (評論家)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091203/plc0912030744002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091203/plc0912030744002-n2.htm
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