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【集団食中毒】激安の秘密は「廃用牛」か? [外食]

新事実が続々と出てくるな。

ユッケに「生肉向けでない」廃用牛の肉
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110509-OYT1T00639.htm

「廃用牛」なんて言葉は初めて聞くが、つまりは加工食品用の肉を生食用として出していた。
これが「激安店」の正体か…

それにしても、
沢山の子を生んで貢献したあげく、最期には「廃用牛」と呼ばれる雌牛が何だか哀れだ。


関連エントリ:
【集団食中毒】次々出てくる卸業者(大和屋商店)の嘘
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2011-05-09
【集団食中毒】「人生が変わる1分間の深イイ話」で絶賛されていた「焼肉酒家えびす」
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2011-05-06-1
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ユッケに「生肉向けでない」廃用牛の肉

 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、客が食べた生肉のユッケに業界で生食向けでないとされる出産を繰り返した「廃用牛」が含まれていたことが9日、読売新聞の調べでわかった。

 卸元の食肉加工卸業者「大和屋商店」(東京・板橋区)が先月11~16日に加工し、死亡した客4人を含む患者が食べたとみられる14頭の牛に含まれていた。大和屋は、えびす側に「ユッケ用のサンプルができました」「和牛の血統で味があります」と品質を保証するメールを送っていた。富山県警などの合同捜査本部は、死亡した客から検出した腸管出血性大腸菌O(オー)111の汚染源を捜査するとともに、肉の流通ルートの特定を進めている。

 畜産農家らによると、「廃用牛」とは、出産を繰り返し、子牛が産めなくなった雌の経産牛など。肉質が悪く、ハンバーグなどの加工食品の原料などに使われることが多いという。
(2011年5月9日14時34分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110509-OYT1T00639.htm
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【集団食中毒】次々出てくる卸業者(大和屋商店)の嘘 [外食]

ふーん。
なるほど…

卸業者「100%削る必要なし」メール:産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110509/crm11050908090002-n1.htm
生肉食中毒:卸業者「100%使用可能」…メールで提案:毎日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110509k0000m040139000c.html

大和屋商店>「国産牛 和牛経産(出産したことがある牛)モモ赤身100% ユッケ用のサンプルが出来ました。社員とサンプルテストしましたが、どの部位を食べてももんだいは無く感じました」「歩止り約100%で、無駄がありません」
フーズ・フォーラス>「『歩止り約100%』なのでトリミングは大和屋側で行い、そのまま調理し提供できると思った」

まぁ、店舗側の生肉に対する意識が低かったのは問題だとはいえ、卸業者がこう言ってたら素人なら信じるかも知れないな。(素人ではないのが更に問題なのだが…)

ただ、文面には無くとも卸業者が「トリミングした分を焼き肉用として使える」という理由を主張し出せば、どうなるのだろう?
とにかく「生食用の肉は出荷していない」という卸業者の主張が嘘だという事は、例のインターネット販売の件で明らかになった訳だし、「和牛」と謳っていた肉が、実は乳牛との交雑種も含まれていた事が分かっている。

どちらの業者もモラルに欠けていたと言わざるを得ない。


関連エントリ:
【集団食中毒】「人生が変わる1分間の深イイ話」で絶賛されていた「焼肉酒家えびす」
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2011-05-06-1
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卸業者「100%削る必要なし」メール 
2011.5.9 08:05

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」でユッケなどを食べた客4人が死亡した集団食中毒事件で、チェーンの運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)に対し、食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が、食中毒を防ぐために生肉の表面を削る「トリミング」は店舗で必要ないとする趣旨のメールを送っていたことが9日、フーズ社への取材で分かった。

 フーズ社幹部によると、メール送信があったのは大和屋商店が同社に対して生肉の納入を始める前の平成21年5月。食用可能な部分の比率を表す「歩留まり」について、納入する生肉は「約100%で、無駄がありません」と記載していた。フーズ社側は「歩留まりに関する説明で生肉はトリミングが施され、そのまま加工してもいいと判断した」と主張。店舗でのトリミングをマニュアル化していなかった。メールには、ユッケ用のサンプルを送るとも記されていた。

 一方で、大和屋商店は「加熱用として出荷していた」と板橋区保健所の調査に説明。言い分が食い違っており、神奈川、富山、福井の3県警と警視庁の合同捜査本部は押収したメールを分析、やりとりの詳しい経緯などを調べている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110509/crm11050908090002-n1.htm
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生肉食中毒:卸業者「100%使用可能」…メールで提案

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」をめぐる集団食中毒事件で、卸売業者「大和屋商店」(東京都板橋区)が09年5月、チェーン店を経営する「フーズ・フォーラス」社(金沢市)にメールでユッケ用生肉の販売を提案し、「歩止り(使用可能な部分の割合)約100%」と伝えていたことが8日、分かった。フーズ社側は、仕入れ肉は表面を削り取る「トリミング」が不要と判断、2カ月後に取引を開始していた。富山県警などの合同捜査本部は、肉の納入経緯や契約内容を調べている。

 ◇「えびす」表面削り不要と判断

 毎日新聞が入手した大和屋からのメールは09年5月20日に送信され、「国産牛 和牛経産(出産したことがある牛)モモ赤身100% ユッケ用のサンプルが出来ました。社員とサンプルテストしましたが、どの部位を食べてももんだいは無く感じました」と安全性を伝えていた。また肉質は「和牛の血統でその上雌なので味があります」とし、「歩止り約100%で、無駄がありません」としていた。

 フーズ社幹部は「『歩止り約100%』なのでトリミングは大和屋側で行い、そのまま調理し提供できると思った」という。

 大阪府内の食肉関係者は「歩留まり約100%と提案されれば、トリミング処理は済んでいると判断するのではないか」と話す。大和屋側は板橋区保健所に「加熱用なのでトリミングせずに出荷した」と説明している。

 一方、大和屋の役員とみられる男性が、ユッケにも使える生肉をインターネットで通信販売していたことも分かった。サイトによると、通信販売していた業者の所在地とファクス番号は大和屋と同じ。男性名は、大和屋の登記簿に記された取締役と同じだった。

 サイトでは「交雑種/外モモ/B2です。赤身率が高くユッケやロースで使用できます」と説明していた。毎日新聞の取材に対し、通信販売業者も大和屋も電話に出なかった。

 合同捜査本部は8日、富山市の富山山室店も業務上過失致死容疑で家宅捜索した。【酒井祥宏、宮本翔平、岩嶋悟】

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110509k0000m040139000c.html
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【集団食中毒】「人生が変わる1分間の深イイ話」で絶賛されていた「焼肉酒家えびす」 [外食]

何故、今迄どこも取り上げなかったのかが不思議なのだが…

>動画投稿サイトには放映時の録画とみられる映像が転載され、

コレですな。

http://www.youtube.com/watch?v=jYqX3b4VMbY

店内は綺麗だが、厨房の中は…

http://www.youtube.com/watch?v=zZWwlOOZCyQ

番組ではベタ褒めだった訳だが、
4/18に放送され、大量食中毒が有ったのが4/21。
まぁ、店側にも問題が有ったのは事実だろうが、仕入れ元の業者の名前が未だ報道されないのは何故?


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直前に日テレ番組で称賛 「大量仕入れ、高級店並み」
2011.5.6 12:22

 「焼肉酒家えびす」について、日本テレビ・読売テレビ系の人気バラエティー番組「人生が変わる1分間の深イイ話」が食中毒発生の直前に取り上げていたことが、インターネットで話題になっている。動画投稿サイトには放映時の録画とみられる映像が転載され、「番組を見て行った人もたくさんいるだろうに」などとする書き込みも相次いでいる。

 番組は、4月18日の放送で焼肉酒家えびすを紹介。視聴者の投稿を基に「焼肉1皿100円」の安さと人気の秘密を探る-として、「人気の種類を大量に仕入れることで激安価格を実現」「高級店並みの接客」などと称賛していた。

 死亡した4人のうち、富山県内と福井県内の男児2人が食事したのは放送3日後の4月21日。70歳と40代の女性2人は同23日だった。番組ではユッケを直接取り上げなかったが、メニューに掲載されている映像はあり、動画投稿サイト「ユーチューブ」などに番組の映像が次々と転載。5月5日までに90万回以上再生された投稿もあった。

 書き込みには「番組がきっかけで焼肉酒家えびすに足を運び、死亡もしくは重症になった方がいるかもしれない」「これを見て被害が増えたのも否定できないよな」などという意見のほか「日テレは知らんぷり。これっておかしくないですか?」という声もあった。

 ■今後は安全面も注意

 日本テレビ総合広報部の話「焼き肉チェーン店で被害に遭われた方が出られたことは、誠に残念です。今後も番組で食べ物を扱う場合には、安全面に十分に気をつけて放送してまいります」

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110506/ent11050612240003-n1.htm
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なか卯が牛丼をリニューアル [外食]

とかく価格(値下げ)ばかりが話題となる牛丼業界だが、
出来れば、こういう差別化(味)の方が楽しい話題だと思う。

そうか…今迄の牛丼が販売終了となるのなら、それ迄にも一度食べに行っておこう。
実は数有る牛丼店の中ではなか卯の牛丼が一番好きなんです。
「和風牛丼」に変更されるそうですが、元々ココのは和風っぽかったですからね。

写真を見る限りでは糸こんにゃくが乗っていますが、肉が減らない事を願いたいもんです。


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なか卯が「牛丼」を衣替え すき焼き風で差別化
2010.5.6 11:56

 ゼンショー傘下の牛丼チェーン「なか卯」は6日、すき焼きをベースとした「和風牛丼」を12日から売り出すと発表した。これに伴い、従来の牛丼の販売は終了する。

 値下げによる牛丼戦争が激化する中、同じゼンショー傘下の牛丼チェーン最大手のすき家との差別化を図ることで、顧客の食い合いを防ぐのが狙い。

 和風牛丼は、牛肉とタマネギのほか、しいたけ、長ネギ、しらたきを特製のたれで煮込んだ。具材の量は従来の牛丼に比べ3割アップさせたという。価格は並が350円、大盛りが470円、ミニが270円と従来品の価格を据え置いた。

 牛丼チェーンでは、すき家が昨年12月に牛丼並盛りを業界最安値の280円に値下げ。380円に価格を据え置いていた吉野家が、期間限定で270円に値下げするキャンペーンを始めると、すき家が対抗して250円の値下げキャンペーンを実施するなど、 “仁義なき牛丼戦争”が勃発している。

 「すき家」の既存店売上高は前年同月比12・1%増と、2カ月連続で前年実績を上回るなど好調。ただ、外食産業船体の売上高(全店ベース)は、前年同月比1・6%減と、2カ月連続のマイナスとなるなど、値引き合戦によるデフレで不振が続いている。

 このため、ゼンショーでは、グループ内での顧客の奪い合いを防ぐため、メニューの差別化が必要と判断したようだ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100506/biz1005061158005-n1.htm


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