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ペルーで日本方式の地上デジタル採用決定 [技術]

日本では地上デジタル放送のキャラクターで・・・が有りましたが、
(ま、許してあげましょう)
ペルーで日本式の地上デジタルTVの導入が決まりました。

欧米式に比べ、大きく出遅れてしまいましたが、新しい分メリットも大きい日本方式。
ブラジル、ペルーと南米の二国での導入が決まったのは大きいですね。
日本の「技術力」にはこれからも期待出来そうです。

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ペルーの地デジ、日本式決定 南米諸国の採用に弾み
2009/4/24

 ペルーが日本の地上デジタル放送方式の導入を決定した。日本方式の採用はブラジルに次いで2カ国目。

 世界で普及が進む地デジの放送規格には、日本規格以外では約50カ国が採用する欧州方式、主に米国と中米諸国が取り入れている米国方式などがある。

 日本は地デジ方式の世界への普及という点では欧米よりも大幅に出遅れていたのが実態。このため、総務省が中心となり各国政府に採用を働きかけていた。とくに、地デジの導入が今後本格化する南米を中心に、総務省の担当者が繰り返し訪問するなどして、日本方式の売り込みを強化。ペルーではこうした働きかけが奏功し、現地の複数のテレビ・ラジオ局が日本方式の採用を後押しする意見主張をしたほか、ペルー産業界も日本方式支持が多かったという。

 日本方式は欧州方式などと違い、1つの送信局からテレビ放送や携帯電話向けワンセグ放送を送信できる利点があり、これらの技術的な特徴が評価されたものとみられる。

 政府が地デジの海外普及を進めるのは、日本方式が採用されれば関連機器の売り込みにもつながるため。地デジの場合、中継局用の送信機のほか、地デジ対応のデジタルテレビやDVDレコーダー、さらに、ワンセグ対応携帯電話などの需要が見込まれる。

 ブラジルとペルーの人口は南米全体の約57%を占める。このため今回のペルーの採用を機に、他の南米各国も日本方式を採用する可能性が大幅に高まると関係者は期待している。現在、エクアドル、チリ、ベネズエラなどでも日本方式での試験放送などが行われている。このため総務省は正式採用に向け、引き続き働きかけを強める。

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【用語解説】地デジの日本方式

 NHKが中心に開発し、2003年から放送が開始されたデジタル放送方式。1チャンネル6メガ(メガは100万)ヘルツの帯域幅を13分割して利用できるため、1チャンネルでテレビ向け放送や携帯電話向けワンセグ放送など複数の送信が可能。欧州や米国方式は1990年代に開発されており、この分、日本方式は国際展開に出遅れた。

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200904240024a.nwc
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すけろく

erect様、いらっしゃいませ。
nice!ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
by すけろく (2009-05-01 20:43) 

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