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帰ってきたブーメラン [政治献金問題]

あまりに見事にブーメランが帰ってきたから…

オロオロして何を言いたいのかよく分からないのですが、自分に責任が有ると認めると?
それなら御自分でいっていた様に責任を取り議員辞職すべきです。
検察に捕まえられるまで居座るなんてみっともない事は止めましょう。

関連エントリ:
鳩山偽装献金問題:「秘書がなぜこういうことを行ったか…」
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26-3
偽装総額2億円、大半は鳩山家から
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26
生きていた鳩山氏の秘書の証言「先代より虚偽記載を行っていた」
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-18
鳩山偽装献金問題:年貢の納め時
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08-3
鳩山偽装献金問題:小口献金も虚偽記載
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08-1
鳩山偽装献金問題:寄付者へも事情聴取
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-06-2

その他多数有り

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野党時代の追及、自らにはね返る…首相答弁

 「責任がないと申し上げているつもりはない」――。

 鳩山首相の偽装献金問題の追及が本格的に始まった4日の衆院予算委員会。野党時代に「会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、議員も辞職するべきだ」などと発言していたことを自民党の柴山昌彦議員から指摘された首相は、苦しい答弁に終始した。責任を秘書に押しつける政治家の姿勢を追及してきたことが、今になって自らにはね返ってきた形だ。

 柴山議員は、鳩山首相が民主党代表だった2002年5月、鈴木宗男衆院議員の秘書が偽計業務妨害容疑で逮捕されたことについて、夕刊紙で「議員の分身と言われている会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、改めて(鈴木議員の議員辞職を)強く求める」と発言していたことを指摘した。

 また、03年7月の鳩山首相のメールマガジンにも「政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしばあれは秘書がやったこととうそぶいて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」との記述があり、柴山議員は「今回、会計実務担当者が犯した事件について、あなたはどう責任を取られるのですか」と追及した。

 鳩山首相は、過去の一連の発言について「議員は関係ないと弁明をすることは、潔いと思っていなかった。このことは私にも適用できる話だと思っています」としたうえで、「私自身にまったく責任がないと申し上げているつもりもありません」と述べた。しかし、監督責任に関しては、「捜査が今進行していますから、そこに委ねたい」と明言を避け、野党席からは激しいヤジが飛んだ。

 鳩山首相は野党時代、政治とカネをめぐる問題について舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及する姿勢を見せてきた。

 02年3月、自民党の加藤紘一・元幹事長の元事務所代表が脱税容疑で逮捕された際、民主党代表だった鳩山首相は記者団に対し「金庫番だった人の不祥事は(議員本人も)共同正犯だ。即議員辞職すべきだ」などと語った。

 07年7月には、当時の赤城農相の政治資金収支報告書の二重計上問題について街頭演説で「単なる事務のミスで(領収書を)コピーすることなどあり得ない。お辞めになるしかない」などと批判した。
(2009年11月4日15時57分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091104-OYT1T00850.htm
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鳩山偽装献金問題:「秘書がなぜこういうことを行ったか…」 [政治献金問題]

相変わらずの鳩山氏。
「私がしたわけではない。秘書がなぜこういうことを行ったのか、必ずしも本心が見えていない。私は当然のことながら、一部始終を存じているわけではない」

未だ「秘書のせい」。
人として最低だ!


関連エントリ:
偽装総額2億円、大半は鳩山家から
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26
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鳩山首相、政治資金虚偽記載「秘書がなぜこういうことを行ったか…」
2009.10.26 19:01

 鳩山由紀夫首相は26日、自身の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載問題について「私がしたわけではない。秘書がなぜこういうことを行ったのか、必ずしも本心が見えていない。私は当然のことながら、一部始終を存じているわけではない」と述べ、あくまでも元公設第一秘書が独断で行ったことであるとの考えをにじませた。

 また首相は「(東京地検特捜部に)必要な書類を全部持っていってもらい、調べてもらっている。捜査に協力して全容が解明されることを期待したい」とも語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091026/plc0910261904015-n1.htm
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偽装総額2億円、大半は鳩山家から [政治献金問題]

本日より、ようやく臨時国会。
NHKでの中継は初日以外は何故か無し。
まぁ、鳩山総理が偽装献金問題で追い詰められるのは間違いないだろうが…

さて、朝日新聞と共同通信で偽装献金についての続報が入っている。

たしか7月時点では2千万と言われていた筈だが、桁が変わっている。
どうみても「秘書が勝手にやった事です」ってな規模じゃない。
2億円もの偽装献金が有り大半が鳩山家って、これは明らかに脱税だ。

もう詰んでないか?


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会計帳簿も「虚偽記載」 献金問題、原資に鳩山家資金

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の収支報告書虚偽記載問題で、会計担当者だった元公設秘書(解任)が、収支報告書の元になる会計帳簿にも実際には献金していない人の名前を書くなど虚偽記載を行っていたことが25日、関係者への取材で分かった。収支報告書の虚偽記載は政治資金規正法違反となるため、つじつまを合わせようと会計帳簿でも偽装したとみられる。

 偽装献金の原資には、鳩山首相の個人資金以外にも、母親ら鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)の資金が使われていたことも新たに判明。東京地検特捜部は六幸商会から経理資料の提出を受け、偽装額の特定など実態解明を進めている。

 関係者によると、収支報告書に個人名を記載する必要のない5万円以下の「匿名献金」分について、元秘書は特捜部の任意の聴取に対し「首相の個人資金を充てた」と虚偽記載を認めた、としている。会計帳簿の虚偽記載は匿名分にも及んでおり、「献金者」名が相当数、記載されていた。

 特捜部は、匿名分が2004~08年分で計約1億8千万円と他の政治家に比べ突出している点に着目。資金管理団体に1年間に献金できる上限額は政治家本人が1千万円などと政治資金規正法に規定されていることから、偽装献金に充てられた首相側の個人資金が量的制限違反に当たるかどうかについても調べている。
2009/10/26 02:02 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102501000528.html
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匿名献金の大半、鳩山家から 偽装総額2億円に
2009年10月25日3時1分

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体をめぐる偽装献金問題で、04~08年分の政治資金収支報告書に記載された計約1億7717万円に上る小口の匿名献金の大半が、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)の管理資金だったことが、関係者の話でわかった。収支報告書の元となる会計帳簿にはこの分の寄付者などの記載がないことも判明。偽装献金だった疑いが強まった。

 資金管理団体「友愛政経懇話会」の05~08年分の収支報告書では、故人など約90人の名前を使った計約2177万円の偽装があったことがわかっている。匿名分をあわせると偽装献金の総額は2億円近くに上る見通しとなった。

 六幸商会は、首相や母親ら鳩山家の親族と個々に契約を結んで、巨額の資産を管理。同懇話会に入った六幸商会の管理資金が親族の誰に帰属するものかは判明していない。だが、資金管理団体に1年間に献金できる上限は政治家本人が1千万円、一般の個人が150万円と政治資金規正法で定められており、首相や親族の献金額が同法の量的制限に抵触する可能性も出てきた。

 同法違反(虚偽記載など)の容疑で告発を受けた東京地検特捜部は、偽装献金額の多さを立件の一つのポイントと位置づけて、同懇話会で経理を担当していた元公設第1秘書=解任=らから任意で事情を聴いており、会計帳簿や六幸商会の経理資料についても分析を進めている。

 政治資金規正法は、政治団体にすべての収支を記載した会計帳簿の管理を義務付けており、寄付者の名前、金額、日付などを記載しなければならない。収支報告書には、年間5万円超の寄付分について、会計帳簿から名前を抜き出して1件ごとに記載し、5万円以下の分は匿名のまま総額だけを記載すればよい。

 しかし関係者によると、懇話会側は、まとまった額の六幸商会の資金が入ると、5万円以下の寄付に分散させた扱いにして、収支報告書の匿名分の総額欄に潜り込ませていた。同懇話会の会計帳簿には、この内訳となる5万円以下の分の寄付者の名前などの記載はなかったという。

 04~08年の5年分の収支報告書によると、個人献金の総額は計約2億8643万円で、うち匿名分が約61%の計約1億7717万円を占める。

 首相側は、05~08年分の収支報告書で、故人らの名義での偽装献金分を修正、削除している。首相は、偽装献金の原資について、政治資金が不足した時のために秘書に預けていた自分の資産だと説明。匿名分については一切修正せず、原資も「調査を続ける」としていた。

 首相側は、特捜部が10月に捜査に着手した後は、「鳩山事務所は捜査に全面的に協力している。捜査中であり、個々の事項に関する問い合わせについては一切お答えを控えさせていただきます」としている。

     ◇

 〈偽装献金問題〉 鳩山首相の資金管理団体の政治資金収支報告書に、故人や献金した覚えがない人の名義を使った献金の記載があったことが6月に発覚。首相は虚偽記載を認め、元秘書の「独断」として自身の関与を否定した。一方、国会議員の中で突出して多い5万円以下の小口献金については、直近5年間で最少でも延べ3543人分の寄付者がいたことになるが、名前が報告書に記載されないため、真実かどうかが焦点となっていた。

http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910240413.html
http://www.asahi.com/politics/update/1025/TKY200910240413_01.html
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生きていた鳩山氏の秘書の証言「先代より虚偽記載を行っていた」 [政治献金問題]

鳩山総理から虚偽記載の責任を全て押し付けられてクビにされた公設第一秘書は生きていた。
そして特捜から事情聴取を受けていた。

何と、親子二代に渡って慣例として虚偽記載が行われていた。最初からドップリと…だ。
もう「秘書が勝手にやった事です」なんてのは、あまりにも無理がある。

さぁ、これで小沢傀儡政権の第一幕は閉じる事になりそうだ。
出来る事ならばこのまま政権を投げ出して欲しいところだが。


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「威一郎氏の代から」虚偽献金 鳩山首相元秘書
2009.10.18 01:38

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」による政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けた鳩山氏の元公設第1秘書が「先代のころから同じような形態でやっていた。長年の慣習だった」と周囲に話していたことが17日、関係者への取材で分かった。鳩山氏側が父、故威一郎元外相側の手法を取り入れ、長期にわたって虚偽記載を繰り返していた疑いが浮上した。

 関係者によると、元秘書は、6月に虚偽記載が明らかになった後、知人に対し、「長年の慣習だった。政治家の個人資産を他からの献金に偽装するやり方は、鳩山氏の父親の代からやってきたことだから」と明かしたという。

 さらに「(鳩山氏の選挙区の)北海道の女性事務員に割り振ってやらせていたから私も政策秘書(同団体の会計責任者)も詳細までは分からない。死んでいる人が入っているとは知らなかった」としたうえで、「鳩山氏も大事な時期だから、私が責任を取らなければならない」と話したという。

 政界関係者の話では、威一郎氏は昭和49年から参院議員を務め、平成4年に引退した。元秘書は威一郎氏の代から鳩山事務所に勤務。昭和61年に鳩山氏が初当選を果たすと秘書となり、20年以上にわたり務めてきたとされる。平成10年の民主党結党時には党の経理も担当したという。友愛政経懇話会では会計事務を担当していたが、虚偽記載を「独断で行った」として今年6月に解雇されていた。

 鳩山氏側は6月、収支報告書に記載した5万円を超える個人献金のうち、故人や実際に献金していない人の名義の記載が、17~20年の4年間で計約90人(193件)、総額2177万8千円に上ると公表した。

 その際、鳩山氏側は献金の原資について、元秘書に預けていた自己資金と説明。虚偽記載を始めた時期については「元秘書は『17年ごろからか、あるいはもう少し前かもしれない』と言っている」と説明していたが、実際には、鳩山氏の初当選直後から、個人資産を献金と偽る手法を繰り返していた疑いが浮上した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091018/crm0910180140003-n1.htm
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鳩山首相元秘書を聴取 「故人」献金問題で 東京地検特捜部
2009.10.17 00:50

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」による政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、東京地検特捜部が、虚偽記載を独断で行ったとして解雇された鳩山氏の元公設第1秘書から任意で事情聴取したことが16日、関係者の話で分かった。元秘書は鳩山氏側の調査に「寄付をお願いする仕事を自分が怠り、それを隠したのが原因」と説明したといい、特捜部にも虚偽記載への関与を認めたもようだ。特捜部は聴取結果を踏まえ、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑での立件の可否を検討する。

 聴取された元公設第1秘書は、同団体の会計事務を担当していた。特捜部は虚偽記載の経緯や動機、会計帳簿の内容などについて説明を求めたとみられる。

 鳩山氏側の説明によると、収支報告書に記載した5万円を超える個人献金のうち、故人や実際に献金していない人の名義の記載は平成17~20年の4年間で計約90人(193件)、総額2177万8千円に上る。

 鳩山氏は6月、献金の原資について、政治資金が不足した場合などに備え、元秘書に預けていた自己資金と説明。元秘書が独断で虚偽記載を行ったとして解任し、この4年分について訂正した。その後、虚偽記載の動機については「資産があるから企業・団体献金が集まらず、その焦りの中で個人献金を増やしてしまったのではないか」とした。

 一方、関係者によると、「年間5万円以下」などの条件で氏名を記載する必要がない匿名献金でも鳩山氏の自己資金が充てられ、多くの虚偽記載があることが新たに判明。匿名献金は16~20年の5年間で計約1億7700万円に上る。

 また、産経新聞の取材では、鳩山氏側が未訂正で、政治資金規正法の虚偽記載罪の時効(5年)にかからない16年分の実名献金にも同様の虚偽記載があることが分かっており、匿名献金と合わせ、虚偽記載額は鳩山氏側の公表額より大幅に増える見通し。

 特捜部は10月に入り、虚偽記載とされる「名義人」から参考人聴取を始めたほか、同団体や鳩山氏の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)から会計帳簿や経理書類の任意提出を受けるなど捜査を進めている。

 元公設第1秘書は産経新聞の取材に「コメントしない」としている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091017/crm0910170054000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091017/crm0910170054000-n2.htm
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鳩山偽装献金問題:年貢の納め時 [政治献金問題]

既に秘書の逮捕フラグは立ってると思うが…
「秘書に責任を擦り付ける現総理大臣」はまだなのだろうか?


関連エントリ:
鳩山偽装献金問題:小口献金も虚偽記載
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-08-1
鳩山偽装献金問題:担当弁護士を参考人聴取
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-06-1
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「匿名献金」も虚偽記載認める 首相の政治資金収支報告書問題

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の収支報告書虚偽記載問題で、会計担当者だった元公設秘書(解任)が、首相側の内部調査に対し、収支報告書に個人名を記載する必要のない5万円以下の「匿名献金」についても「首相の個人資金を充てた」と虚偽記載を認める説明をしていたことが8日、関係者への取材で分かった。

 東京地検特捜部も首相側から任意で会計帳簿の提出を受けた際、同様の説明を受けているとみられる。

 虚偽記載された分を含む匿名献金は、捜査対象となる2004~08年で計約1億8千万円。特捜部は、首相自身も虚偽と認めた「献金者」名が載っている分(05~08年で計約2177万円)と合わせ、総額約2億円分について政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で捜査する。

 首相側は、問題が発覚した今年6月、弁護士を交えた内部調査を実施。同30日に調査結果を公表し、約2177万円分の虚偽記載を認めた上で、元公設秘書の独断行為と結論付けた。

 匿名献金分について鳩山首相側は「まだ(調査は)完全に終わっていない」としたが、その後首相は「わたしの知り得る中で、すべて話している」と説明を尽くしたとの考えを示している。

 特捜部は7月に「鳩山由紀夫を告発する会」と名乗る団体から告発を受け、今月に入り捜査を本格化。

2009/10/08 12:41 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100801000324.html
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鳩山偽装献金問題:小口献金も虚偽記載 [政治献金問題]

結局、小口献金も虚偽で記載されていた事が判明した。
まぁ、予想通りですね。

相も変わらず「秘書のせい」を決め込んでいる鳩山総理だが、どうしても納得出来ないのがコレ。

「個人献金を集められないのは秘書としての体面にかかわる」と、いう事で鳩山氏の個人資産を「献金」にでっち上げたとしながら、友愛政経懇話会への小口献金額が他の政治家より突出して多いのは何故?

もう、逮捕しちゃいましょう。


関連エントリ:
鳩山偽装献金問題:担当弁護士を参考人聴取
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2009-10-06-1
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鳩山首相の資金団体、小口献金も虚偽記載

 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題で、同会の会計担当の元公設第1秘書(解任)が鳩山首相側の内部調査に対し、寄付者を記載する必要がない政治資金収支報告書の5万円以下の献金についても、「鳩山首相の個人資産を充てた」と虚偽記入を認めていることがわかった。

 鳩山首相側は元秘書から聞き取った内容を東京地検特捜部に説明している。特捜部は、既に亡くなっていた人や実際には献金していない人を「寄付者」と偽った問題に加え、小口献金についても、政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で捜査するとみられる。

 同会の収支報告書によると、総額のみを記載すればいい年間5万円以下の小口献金の金額を示す「その他の寄付」欄には、2004~08年の5年間に計約1億8000万円が計上されている。これは同会への個人献金全体の6割を占める。

 関係者によると元第1秘書は、実際には、その一部は支持者からの献金ではなく、鳩山首相の個人資産を充てており、収支報告書にはウソの記載をしていたと認めている。

 元第1秘書は、鳩山首相の個人資産を管理している東京都内の会社から鳩山首相の了解を得て現金を引き出し、政治活動に充てるなどしていたが、その際、支持者らから同会への献金と偽って処理することがあった。

 動機について元第1秘書は、「個人献金を集められないのは秘書としての体面にかかわる」との趣旨の説明をしているという。

 鳩山首相側は特捜部の要請に応じて同会の会計帳簿などを既に任意提出し、元第1秘書から聞き取った内容も伝えている。

 同会への小口献金は、04年以降の各年で約2700万~約4700万円に上っており、国会などで「金額が他の政治家より突出して多く、不透明だ」と指摘されていた。

 鳩山首相側は今年6月、同会が実際には寄付をしていない人を「寄付者」と偽って収支報告書に記入したケースが、05年から08年までの4年間に約90人分の計193件、総額約2177万円に上るとする内部調査結果を公表するとともに、収支報告書を訂正した。

 この際、首相側は「元第1秘書が鳩山首相個人の資金を使い、独断で行った」と説明したが、小口献金については「調査を続ける」と述べるにとどまり、これまで調査結果を公表していない。小口献金での不正も判明したことで、収支報告書の虚偽記入額は、大幅に増える見通しとなった。

 読売新聞の取材に対し鳩山事務所は、調査を担当した弁護士名で「捜査中であり、個々の事項に関するお問い合わせについては一切お答えを差し控えさせていただきます」とのコメントを出した。
(2009年10月8日03時10分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091008-OYT1T00055.htm
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鳩山偽装献金問題:寄付者へも事情聴取 [政治献金問題]

外堀が埋まってきた。



もう立件までは時間の問題だろう。
担当弁護士が「友愛」される前に逮捕される事を望みます。
さて、民主党政権を望んだ方はこれでも鳩山氏を信じるのだろうか?

そもそも鳩山氏、以前は自身のメルマガでこんな事を言っていた。

↓衆議院議員鳩山由紀夫メールマガジン「はあとめーる」2003年第29号より

 それにしても不可解なのは、土井たか子社民党党首が辞めないことです。今回の件では社民党関係者が4名逮捕されています。その中心人物は土井党首の秘書の五島昌子で、彼女が辻元前議員を始め、新人議員の指南役で、秘書給与を流用するという詐欺行為も教えたとされています。私は政治家と秘書は同罪と考えます。政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。
http://archive.mag2.com/0000074979/20030723200000000.html

いやー6年前、既にブーメランを投げていたとは、流石です。見事に返ってきました。


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鳩山首相の政治献金問題、捜査開始 寄付者へ事情聴取
2009年10月06日 14:18 発信地:東京

【10月6日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相の資金管理団体による政治献金の虚偽記載問題で、首相の弁護士は5日、鳩山氏は東京地検の捜査に全面的に協力していると語った。

 読売新聞(Yomiuri)は3日の紙面で、東京地検特捜部が鳩山氏の資金管理団体の報告書に記載されていた寄付者への事情聴取を開始したと報じた。

 同紙によると、鳩山氏は、首相に就任する以前の6月、自身の資金管理団体の収支報告書に、すでに死亡している人や、実際には献金していない人の氏名が「寄付者」として記載されてた事実を認め、こうした虚偽記載による寄付金の2005年以降の総額は2100万円に上ると公表した。虚偽記載について、鳩山首相は元公設秘書の責任としている。

 首相に対する東京地検の捜査が始まったことに関して、平野博文(Hirofumi Hirano)官房長官は5日の記者会見で、「首相が知りうる関係については国民に謝罪と説明をしてきた」と述べ、検察の捜査結果が出るまで鳩山首相は具体的な説明を控えるとの見方を示した。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/politics/2650042/4725183
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鳩山偽装献金問題:担当弁護士を参考人聴取 [政治献金問題]

特捜による捜査は確実に進んでいる様だ。

>会計帳簿には、収支報告書に名前が出ない5万円以下の「匿名献金」についても
>記載が義務づけられている。

どうやらここがミソだな。
5年間で総額約1億8000万円もの金額。
会計帳簿には全て記載が義務付けられている…と。

しかし、2005~2008年分の収支報告書には実際には献金していない人の名前が延べ193人、架空とみられる寄付総額が約2178万円。

もう立件出来そうですね♪


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鳩山首相の弁護士を聴取 献金虚偽記載問題
< 2009年10月6日 2:22 >

 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に故人や献金の事実がない人からの献金があったと虚偽の記載がされていた問題で、東京地検特捜部が鳩山首相の担当弁護士を参考人として事情聴取していたことがわかった。

 関係者によると、6日までに、特捜部の要請に基づき、鳩山首相の担当弁護士が参考人として事情聴取に応じ、資金管理団体の会計帳簿を提出したという。

 会計帳簿には、収支報告書に名前が出ない5万円以下の「匿名献金」についても記載が義務づけられている。匿名献金は過去5年間で総額約1億8000万円に上っており、特捜部は献金の全容解明を進める方針。

http://www.news24.jp/articles/2009/10/06/07145086.html
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調査の弁護士参考人聴取 首相献金問題 東京地検、会計帳簿も入手
2009年10月5日 朝刊

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」による政治資金収支報告書の虚偽記載問題で、東京地検特捜部が、鳩山首相側の依頼で問題を調査した弁護士(60)から参考人聴取していたことが分かった。特捜部は同団体から、収支報告書には載らない「五万円以下」の献金者名も記載されている会計帳簿の任意提出も受けており、関係者の聴取を進めながら、政治資金規正法違反での立件の可否について判断するとみられる。

 この弁護士は、虚偽記載問題の発覚後に鳩山首相側から依頼され調査を担当した。鳩山首相は調査結果を六月末に公表。二〇〇五~〇八年分の収支報告書に、実際には献金していない人の名前が延べ百九十三人分記載され、架空とみられる寄付総額は約二千百七十八万円に上ることを認めていた。

 四年分の収支報告書はすでに修正され、虚偽記載分の寄付金は鳩山首相から同団体への貸付金として処理されている。

 特捜部は七月、市民団体から政治資金規正法違反容疑で鳩山首相と会計担当の政策秘書、元公設秘書(六月に解雇)の告発を受けている。鳩山首相は、虚偽記載は「元公設秘書が一人でやった」とし、動機については「個人献金があまりに少ないので(元公設秘書が)『大変だ』と思ったようだ」と釈明した。虚偽記載分の寄付の原資については、元公設秘書に預けていた首相個人の資金が使われたと説明している。

 政治資金規正法は資金管理団体など政治団体に、献金者の名前や献金額などを記載した会計帳簿を、収支報告書の公開から三年間保管するよう義務付けている。特捜部は会計帳簿などの分析を進めるとともに、今後、関係者の聴取を本格化させるとみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009100502000074.html
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鳩山偽装献金問題:現職総理大臣の逮捕はいつ? [政治献金問題]

相も変わらず悪びれた素振りも見せない鳩山総理だが、確実に検察の捜査は進んでいる筈だ。
鳩山総理にはしっかりと説明を頂きたい。

本人が事実関係を認めており、政治資金規正法の明白な違反だ。
早急の逮捕を願う。


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【主張】首相虚偽献金 疑惑を晴らす責務がある
2009.10.4 02:52

 鳩山由紀夫首相の個人献金をめぐる虚偽記載問題で、東京地検特捜部が献金者として勝手に名前を使われていた人からの参考人聴取を始めた。

 この問題は首相の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」が故人も含めて架空の名義を用い、多額の個人献金があったように政治資金収支報告書に虚偽の記載をしていたことだ。

 これについて首相は、政権交代前の6月に「実務担当者の独断だった」と事実関係を認めている。政治資金規正法の明白な違反である。捜査当局はなぜ、これまで放置してきたのか。徹底した事件の解明を求めたい。

 民主党の小沢一郎幹事長の公設第1秘書が逮捕・起訴された西松建設の違法献金事件と同様、自身の政治資金処理に疑いを持たれ、捜査の対象になっていること自体、首相には重大な責任がある。これまでの説明も不十分だ。最も高い倫理性を求められる立場にあることを自覚してほしい。

 今後は実務を担当した元公設秘書への捜査も予想される。捜査の進展を待つことなく、進んで疑惑を晴らすことが首相の責務だ。

 虚偽献金は、首相自身が認めただけでも4年間で2100万円を超える。名義の無断借用は約90人、193件に上る。政治資金収支報告書によると、首相の資金管理団体は平成20年までの6年間に5万円以下の匿名の個人献金を約2億5千万円集めていた。匿名献金の突出ぶりも政治資金の不明朗さを増している。

 首相が支部代表を務める「民主党北海道第9区総支部」では、道市町議会議員が党費に代えて個人献金を行い、本来は所得税控除の対象とならないのに不正に還付金を受けていた問題が浮上している。最近も、母親所有のビルを地元事務所として格安で借り受け、相場賃料との差額は寄付として報告すべきなのに処理を怠っていた問題が表面化したばかりだ。

 あまりにも杜撰(ずさん)な処理が目立つ。虚偽記載に関して「個人献金を多く見せるため」という当初の説明もその後揺らいでいる。次々と表面化する疑惑は、国民の政治不信を強めており、明確かつ納得できる説明が求められる。

 原資は自己資産だからヤミ献金とは違う。首相の姿勢からは、そんな問題軽視の印象すら受ける。政治資金の収支を明らかにする政治資金規正法の趣旨を、首相自らが逸脱してはなるまい。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091004/plc0910040252000-n1.htm
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「知る限りは話した」 故人献金、関係者参考人聴取で鳩山首相
2009.10.3 17:52

 鳩山由紀夫首相は3日、自らの資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載問題で東京地検特捜部が参考人聴取を開始したことについて「わたしの知る限りはもう話してあります」と述べ、これまでに記者会見などで説明を尽くしたとの認識を強調した。都内で記者団に語った。

 同時に「真実が明らかになってくればいいです」と述べた。

 これまで首相サイドは虚偽記載を認めた上で、元公設秘書の独断行為と結論付けている。だが東京地検特捜部は2日までに、献金したとして収支報告書に名前を記載された人から参考人として聴取を始めた。

 首相は6月30日の記者会見で、総額約2177万円分の虚偽記載があったとする調査結果を公表。原資は自身の資金で不正なものは含まれていないなどと釈明した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091003/plc0910031756024-n1.htm
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「首相本人の容疑ではない」 献金問題捜査に亀井氏
2009.10.3 11:19
このニュースのトピックス:衆院選

 亀井静香金融・郵政改革担当相は3日午前、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の政治資金収支報告書虚偽記載に関する東京地検特捜部の参考人聴取開始について「鳩山首相も今まで説明しているし、首相本人の容疑ではない」との認識を示した。都内で記者団に語った。

 同時に「疑いがあれば粛々と捜査するのは当たり前で、検察が捜査するのは衆院選前から予想していた」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091003/plc0910031121022-n1.htm
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鳩山偽装献金問題:捜査着手! [政治献金問題]

特捜、ガンバレ!
徹底的に捜査をお願いします。
今ならまだ傷は浅い。

また、西松献金問題も一緒にお願いします。


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↓日経
鳩山首相の献金問題、「寄付者」から参考人聴取 東京地検

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」が政治資金収支報告書に実態のない個人献金を記載していた問題で、東京地検特捜部は3日までに、「寄付者」として記載されていた複数の献金名義人から参考人聴取を始めた。同団体への献金の有無、名前が記載された経緯などを確認しているとみられる。

 同問題では、鳩山首相本人、会計責任者の政策秘書、事務担当の元公設秘書の計3人が政治資金規正法違反容疑で告発されている。特捜部は今後、「寄付者」の聴取を進めるほか、同懇話会に会計帳簿の提出を求めるなどし、慎重に実態解明を進める。

 鳩山首相側の発表によると、友愛政経懇話会は2005~08年の4年間の収支報告書で、193件の寄付について、当時すでに死亡していた人を含め、実際は献金していない約90人の名前を「寄付者」と記載。総額は2177万8000円に上った。 (09:57)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091003AT1G0300G03102009.html
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↓毎日
鳩山首相献金問題:「寄付者」参考人聴取 虚偽記載解明へ--東京地検

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」(友政懇)の政治資金収支報告書に故人らからの総額2178万円の献金が虚偽記載されていた問題で、東京地検特捜部は、報告書上の「寄付者」から参考人として事情聴取を始めた模様だ。聴取は今週始まり、資金管理団体への寄付の有無や経緯について確認しているとみられる。特捜部は実態を把握したうえで、早ければ年内にも立件の可否を判断するとみられる。この問題を巡っては「鳩山由紀夫を告発する会」を名乗る市民団体が7月、鳩山氏、会計事務担当だった元公設秘書、会計責任者だった政策秘書の3人を政治資金規正法違反(虚偽記載など)容疑で告発した。

 特捜部は政治的な影響を考慮し、これまで目立った動きを控えてきたが、衆院選から約1カ月が経過したことから捜査を開始したとみられる。

 鳩山氏は6月30日の記者会見で、05~08年の4年間、友政懇の収支報告書の個人献金欄に、既に死亡していたり、実際には献金していない人を寄付者として記載していたと説明した。

 虚偽記載は約90人から193件、総額2178万円。元公設秘書が、個人献金を水増しするために鳩山氏個人から預かっていた金を引き出し、死亡した元大学教授らの名前を使って個人献金を偽装したと説明していた。

 鳩山氏は会見で、元公設秘書の独断だったとしたうえで「献金があまりに少なかったので、それが分かったら大変だったという思いがあったと推測している。全く知らなかったとはいえ、監督責任はある」と話していた。鳩山氏は元公設秘書を解任したうえで、収支報告書を修正している。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091003ddm001010097000c.html
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↓読売
鳩山献金で捜査着手…「寄付者」から聴取開始

 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」を巡る偽装献金問題で、東京地検特捜部が、同団体の政治資金収支報告書に記載されていた「寄付者」から参考人として事情聴取を始めたことが2日、関係者の話でわかった。

 鳩山首相側の調査では、収支報告書の寄付者欄には、すでに亡くなっていた人や、実際には献金をしていない人も記載されており、特捜部は、寄付者欄の名義人に直接、事実確認をする必要があると判断した。

 同団体の会計担当者だった元公設第1秘書(解任)らが政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記入)容疑で刑事告発されており、特捜部は今後、「寄付者」として名前が記載された人らから順次事情を聞くなど捜査を進める。

 鳩山首相は6月に記者会見を開き、この問題の内部調査結果を公表。同団体が死亡した人や、実際に寄付をしていない人を「寄付者」と偽って記入したケースは2005年から08年までの4年間に計193件、総額約2177万円に上るとしている。

 元公設第1秘書が、鳩山首相から政治活動用に預かった首相個人の資金を架空の献金として記入していたといい、鳩山首相側はすでに、寄付者名を削除し、同団体への貸付金として収支報告書を訂正した。鳩山首相側は「元公設第1秘書の独断だった」と説明している。

 この問題では、「鳩山由紀夫を告発する会」と名乗る団体が7月、鳩山首相と会計責任者の政策秘書、会計担当の元公設第1秘書の3人を同法違反容疑で東京地検に告発。特捜部は政治的影響に配慮し、衆院選の終了と新政権への移行を待ち、捜査に着手した。
(2009年10月3日03時05分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091003-OYT1T00124.htm
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↓産経
首相「故人献金」 参考人聴取を開始 東京地検特捜部、実態解明急ぐ
2009.10.3 02:17

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」が、故人や実際に献金していない人の名義による個人献金を政治資金収支報告書に記載していた問題で、東京地検特捜部が、献金したとして名前を記載された人から参考人聴取を始めたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。特捜部は今後、経理を担当していた元公設秘書からも任意で聴取するとみられ、収支報告書への虚偽記載の実態解明を急ぐ方針だ。

 この問題で、鳩山氏は6月30日に記者会見し、収支報告書に名前が記載された個人献金のうち、故人や実際に献金していない人の名義の記載が平成17~20年の4年間で、計約90人(193件)、総額2177万8千円に上ることを明らかにした。

 鳩山氏は偽装献金の原資について、政治資金が不足した場合などに備え、元公設秘書に預けていた自己資金と説明。虚偽記載は元公設秘書が、鳩山氏にも会計責任者の政策秘書にも打ち明けずに独断で行ったとして元公設秘書を解任し、収支報告書を訂正していた。

 鳩山氏は当時、「いただいてはいけないお金を隠していたわけではない」と釈明。動機について「私の個人献金があまりにも少ないからではないか」としていたが、同懇話会が集めた個人献金は近年、年間約4千万~1億1千万円で推移しており、与野党の代表クラスの政治家の資金管理団体と比べても突出している。

 その後、「資産があるから企業・団体献金が集まらず、その焦りの中で個人献金を増やしてしまったのではないか」と説明した。元公設秘書は鳩山氏側の調査に対し、「寄付をお願いする仕事を自分が怠り、それを隠したのが原因」との趣旨の説明をしたという。

 虚偽記載の年ごとの内訳は、17年が708万円▽18年が541万2千円▽19年が522万円▽20年が406万6千円。

 これに対し、「鳩山由紀夫を告発する会」を名乗る団体が7月、政治資金規正法違反罪で、鳩山氏本人と会計責任者の政策秘書、元公設秘書を刑事告発、特捜部が受理していた。告発状では首相本人について、会計責任者の選任、監督に過失があったとしている。

 同法では、会計責任者らの虚偽記載に対し、5年以下の禁固または100万円以下の罰金を科している。また、政治団体の代表者が会計責任者の「選任及び監督」に過失があった場合には、50万円以下の罰金を科すと定めている。

 同懇話会をめぐっては、寄付が5万円以下などの条件を満たす匿名の個人献金は15~20年の6年間に計2億5688万4500円に上っており、匿名の個人献金でも他の政治家より抜きんでている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091003/crm0910030221026-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091003/crm0910030221026-n2.htm
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