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【口蹄疫被害】危機感欠如というよりも… [農業]

そんな無理を言ってはいけない。
「危機感」なんて彼等には最初から無いのだから…

それにしても…だ。
「政治主導」を看板にしていた鳩山政権。
「三権分立」は?という懸念が有るにも関わらず行政に土足で踏み込んで何だかんだとやった。
結局、行政側は「勝手に動けない状態」となってしまい、何でも大臣からの指示待ちとなり役に立たなくなった。
口蹄疫に関しては3月のアレはともかく、4月20日にはちゃんと政府にも報告していた。
にも関わらず、農水相は動かなかった。農水相代理(福島瑞穂)も動かなかった。

結果、こうなった。
風評被害は問題だとは思うが、何よりも優先して防ぐべきなのは感染拡大だという事を「忘れていた」のか?あるいは「知らなかった」のか?

さて、昨日辺りからマスコミの矛先は3月時点での水牛の口蹄疫疑いを見抜けなかった宮崎県の対応に向かっている様だが、とんでもない事だ。
確かに落ち度は有ったかも知れないが、それでも4月20日時点ではまだまだ防ぎようが有ったのだ。
どうしても民主党の責任にしたくないマスコミの思惑が見え見えでなのではないだろうか?


関連エントリ:
【口蹄疫被害】政府の対策本部、4週間経ちようやく立ち上げへ…
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http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-09-1
自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ
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【口蹄疫】やっと対策本部 危機感欠如の政府に批判
2010.5.17 22:58

 口蹄(こうてい)疫の被害が拡大していることを受けて政府は17日、これまで「対策の遅れはない」(平野博文官房長官)と言い張ってきた姿勢を事実上修正し、ようやく鳩山由紀夫首相直轄の対策本部を設置した。感染経路解明の難しさや被害拡大が予想を上回る早さだったとはいえ、遅きに失した感は否めない。鳩山政権にとっては、米軍普天間飛行場移設問題に続く「失政」となる懸念も出ている。(酒井充)

 首相は今回、赤松広隆農水相がトップの同省対策本部では対応できない事態と判断し、自ら指揮を執る選択をした。背景には、被害拡大の中、現地からの悲鳴をよそに外遊や政治活動を優先した赤松氏への批判の高まりもあるとみられる。

 赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国した赤松氏が真っ先に向かったのは栃木県。民主党衆院議員の後援会会合出席のためだった。

 赤松氏がやっと宮崎県を訪れたのは10日になってから。鳩山首相は「必要以上にさまざまな風評が立つと、農家の方が困る」と、対応の遅れを釈明したが、すでに感染は拡大しており、風評被害を気にする段階は過ぎていた。赤松氏は17日昼、首相との会談後も記者団に「対応が遅れたとは思っていない」と自己正当化を試みた。

 与党内からも批判は噴出している。鹿児島5区が地盤の民主党・網屋信介衆院議員は17日の衆院決算行政監視委員会で「地域と農水省の話には、ずいぶん情報にギャップがある」と指摘。同党の宮崎岳志議員も「やはり赤松氏自ら、迅速に現地に乗り込んで陣頭指揮を振るっていただきたい」とくぎを刺した。

 国会周辺では17日、「口蹄疫被害拡大は政府のテロに等しい」と題し、「政府が備蓄した消毒薬を民主党幹部が地元に流した」とするビラがまかれた。農水省は「国は消毒薬を備蓄する仕組みになっていない。ましてや『横流し』なんて完全な作り話だ」と否定するが、政府の対応の遅れが疑惑を招いたともいえる。

 平野氏は17日の記者会見で政府の対策本部設置を「首相の指示だ」と何度も強調した。最初の感染確認からその指示が出るまで27日が過ぎていた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172301023-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172301023-n2.htm

【口蹄疫被害】政府の対策本部、4週間経ちようやく立ち上げへ… [農業]

やっと…

5月17日の時点で家畜の殺処分頭数は8万5千頭を超えており、その中には宮崎牛の種牛まで含まれている。

今迄、何度も申し入れがされていたにも関わらず、のらりくらりと責任逃れをしてきた赤松農水相と政府。ようやく口蹄疫対策を検討?

遅い!

最初に口蹄疫が発表されたのが4月20日。政府の対策本部立ち上げ発表が5月17日。今はまだ立ち上がっていない。ちなみに自民党は4月30日に対策本部を立ち上げ、政府に繰り返し申し入れをしていた。
赤松農水相はこれに対し、何ら危機感を感じていなかった様だ。
鳩山総理は赤松氏を罷免すべきだ。勿論、自身の任命責任も問われる事になるだろう。
民主党が野党時代、鳩山氏がちょっとした事で騒ぎまくっていた事を私は忘れない。


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宮崎の口蹄疫感染 現地常駐の政府対策チーム発足へ
2010.5.17 12:56

 平野博文官房長官は17日午前の記者会見で、宮崎県で拡大する家畜感染症の口蹄(こうてい)疫対策として、現地に山田正彦農水副大臣や小川勝也首相補佐官らを常駐させる政府の対策チームを同日中に発足させる方針を明らかにした。

 対策チームは防疫強化、経済支援、調整連絡の3班で構成。現地の要望に応えながら、適切な消毒態勢や、被害を受けた畜産農家への経営支援、手当金支払いの迅速化に取り組む。

 平野氏は、小川補佐官派遣について鳩山由紀夫首相の強い意向と説明し「政府と地元とが一体となって取り組む考えだ」と述べた。首相は同日昼、首相官邸に赤松広隆農水相を呼び、対策を協議した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005171256014-n1.htm

【口蹄疫被害】宮崎牛の種牛49頭が感染疑いで殺処分 [農業]

「責任」という言葉を知らない民主党政権、鳩山内閣に「責任を取れ」と言っても無駄なのだが、流石にコレは許せない。

http://www.youtube.com/watch?v=0diaF7Cqv8g

宮崎牛のブランド/畜産が壊滅する可能性が出てきた。
特例で移動した6頭へは感染が無い事を願いたい。

もう責任問題は今更言ってもどうにもならない。
衆議院を解散し、直ちに国民に信を問うべきだ。


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「宮崎牛」種牛49頭、口蹄疫疑いで殺処分へ

 宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は16日未明、新たに同県川南町と高鍋町の計10農家・施設の牛と豚が感染した疑いがあると発表した。

 高鍋町の施設は県家畜改良事業団。県は13日から14日にかけて、移動制限区域内にある同事業団の種牛6頭を区域外の同県西都市に移したばかり。

 家畜伝染病予防法に基づく移動制限区域内では、家畜の移動が禁止されるが、県のブランド牛「宮崎牛」の生産に欠かせない優秀な種牛を保護するため、県の要請を受け、国が特例として6頭の移動を認めた。

 同事業団では種牛を55頭飼養していた。同事業団に残っていたこのほかの種牛49頭は、すべて殺処分の対象となった。移動させた種牛に今のところ、感染は確認されていない。

 県の発表によると、陽性と判明したのは、同事業団を含め9農家・施設の牛と1農家の豚。13日から14日にかけ症状が出たという。

 これで発生(疑い例も含む)は1市3町の101施設に拡大し、殺処分される牛と豚は計8万2411頭になった。
(2010年5月16日06時12分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100516-OYT1T00198.htm

【口蹄疫被害】赤松農水相 vs 自民党議員 そもそもバトルの原因は? [農業]

口蹄疫被害での赤松農水相、自民党議員間のアレ、朝日で取り上げている。

朝日が言いたいのはこれだな。

>畜産家が悲鳴を上げている緊急事態を受けての会談。その席で、口蹄疫そっちのけの与野党・場外乱闘の口火が切られた。

つまり、「これまで政府に再三対策を申し入れていた。1例目発生から3週間にあたる」という発言をしかけた自民党議員が会談を脱線させたと。

流石、朝日だ。自民党議員が悪者にされてしまっている様に見える。
マスコミのフィルタで如何様にも記事の書き方が有るという事だな。


関連エントリ:
【口蹄疫被害】知事と赤松農水相の協議時の内容が明らかに
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-11
【口蹄疫被害】またも感染拡大&赤松農水相がやっと現地入り
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-10-1
【口蹄疫被害】感染広がり、殺処分は6万頭を超えた!
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-09-1
自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-02
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農水相と自民議員、口蹄疫で場外バトル 

2010年05月11日

 口蹄疫(こう・てい・えき)問題で宮崎県入りした民主党の赤松広隆農林水産相と東国原英夫知事との県庁での会談。その席には、県選出の自民党の古川禎久衆院議員(宮崎3区)と同党の松下新平参院議員(宮崎選挙区)も同席していた。畜産家が悲鳴を上げている緊急事態を受けての会談。その席で、口蹄疫そっちのけの与野党・場外乱闘の口火が切られた。

 会談の終盤、古川氏が発言を求めた。

 「(自民党は)これまで政府に再三対策を申し入れていた。1例目発生から3週間にあたる」

 これに対し、赤松農水相は「自民党の同席は構わないが、『おれの意見も聴いてくれ』とやり出すと、与党も野党も(発言し合うこと)となる」と遮った。

 すると、古川氏は、声を荒らげ、「じゃあ、何しに来たんですか!」と発言。

 見かねた知事は「冷静に」「冷静に」——。

 この流れの中で赤松農水相は「参院選前だからみんな色々言いたいことはあるんだろうけど、それぞれの(国会の)委員会で」と発言した。

 会談は知事の「もう時間がない」との仕切りで終了したが、席から立ち上がったところで、今度は松下氏が声を荒らげ「僕は(夏の参院選の)対象者。(赤松農水相は)『選挙目当て』と言ったが失礼なことを言わないで欲しい」と訂正を求めた。が、赤松農水相は「訂正はしない」と応じなかった。

 聞いていた県幹部は「恥ずかしい」と顔をしかめた。

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001005110002

【口蹄疫被害】知事と赤松農水相の協議時の内容が明らかに [農業]

なんだか、おかしな事になっている。
何の為の協議だったんだろう?

http://www.youtube.com/watch?v=HilEyPxKVpE

県庁での意見交換の場で、同席した自民党議員が発言をすると、「自民党議員の同席は認めたが、発言は許していない!」と止められたとか。
(TV報道では不自然に編集されていて、本当にこう言ったのかは分からない様になっているが…)

↓江藤拓 公式ブログより
http://gree.jp/etoh_taku/blog/entry/438981698

全然「意見交換」じゃないし…
これは言論封殺じゃないのか?
都合の悪い事は喋るなと?

江藤氏のブログでもコメント数が伸びている。全てが赤松批判の内容です。
野党である自民党が農水省や政府に早期対策の申し入れを何度も繰り返し、やっと実現した協議に発言を認めないとは?

で、県庁に居たのがたったの30分。
協議終了後、逃げる様に(つか、逃げたのだが…)裏口から出て行ったと。

最低の人間です。

で、赤松大臣国会事務所の対応(5/7)はコレ

http://www.youtube.com/watch?v=VPqdexhtsRQ

電話された方、お疲れ様です。私達が感じる何倍も不快な思いをされた事でしょう。


関連エントリ:
【口蹄疫被害】またも感染拡大&赤松農水相がやっと現地入り
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-10-1
【口蹄疫被害】感染広がり、殺処分は6万頭を超えた!
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-09-1
自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-02
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(宮崎日日新聞)
赤松農相が来県 知事と口蹄疫対応協議
2010年05月10日

 赤松広隆農林水産相が10日来県し、県内で相次いでいる口蹄疫の問題について東国原知事と知事室で対応を協議した。

 赤松農相は、国やほかの都道府県から防疫のために派遣している獣医師を現在から倍増の100人とする考えを示した。また、殺処分や消毒に必要な県費は、すべて国費負担すると述べた。

 協議には、中村幸一県議会議長、本県関係の国会議員も同席。知事は、人員確保や被害農家に対する国の支援拡充を求めた。冒頭、赤松農相は「一部報道では対応が遅いと言われているが心外だ。できることはすべてやっている」と発言した。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=25913&catid=74

【口蹄疫被害】またも感染拡大&赤松農水相がやっと現地入り [農業]

どうやら今日のTVニュースネタはヤワラちゃん一本だろうな。
ま、それはともかく、口蹄疫被害の情報をお伝えする。

またも感染が拡大している。
感染疑いは56例となり、殺処分対象は64,354頭(うち豚が59,607頭)となった。
もう、この勢いを止める事は至難の業なのかも知れない。宮崎県内の畜産は既に壊滅状態なのか?

そんな中、赤松農水相が本日、やっと現地入りした。
口蹄疫被害農家に対して100%の補償を表明した様だが、被害額の把握は出来ているのだろうか?非常に心配だ。

関連エントリ:
【口蹄疫被害】感染広がり、殺処分は6万頭を超えた!
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-09-1
自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-02
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(宮崎日日新聞)
新たに口蹄疫疑い 川南の7カ所
2010年05月10日

県は9日、川南町の7農場で飼育されている牛と豚に口蹄疫感染疑いを確認したと発表した。

 牛5、豚2農場で、飼育頭数は合わせて1928頭。感染・感染疑いは計56例となった。これまでに殺処分対象となった家畜は計6万4354頭(うち豚5万9607頭)。

 県は同日夕、48例目の感染疑い(8日発表)となる都農町の1農場を中心に家畜の移動・搬出制限区域を追加した。

 また県は同日、口蹄疫に感染した疑いの牛が8日に都農町の1農場で確認されたことを受け、この農場を中心に家畜の新たな移動制限区域(半径10キロ)と搬出制限区域(同20キロ)を追加。搬出制限区域は、これまで最北だった1例目より、最大で約2・5キロ北東に広がった。

 同本部によると、9日現在で家畜の殺処分や埋却などの防疫作業を進めているのは計31農場。殺処分対象の6万4354頭のうち、処分が完了したのは牛と豚合わせて1万22頭となっている。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=25910
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農相、口蹄疫被害に全額補償表明 宮崎知事に

 宮崎県で家畜感染症の口蹄疫の被害が拡大していることを受け、赤松広隆農相は10日、宮崎県庁で東国原英夫知事と会談し、感染拡大防止などのために家畜を処分された農家に対し、全額補償を実施すると表明した。

 現在、家畜処分への補償は評価額の8割とされているが、農相は会談で「(当面は)県が残りを措置し、後で国がやる。事実上の5分の5(の補償)だ」と強調した。

 同県で4月下旬からこれまでに、牛や豚の感染疑いが見つかった農家や施設は計56カ所。処分対象は6万匹を超えており、国内で過去最悪の被害規模になっている。

 また農相は、家畜の埋設処分の場所として国有地を提供するほか、防疫態勢を確保するため獣医師を倍増させ、九州農政局からの人員派遣を現在の10人から100人まで増やすことなども打ち出した。農家に対する生活支援については「検討したい」と述べた。

 農相は大型連休中にメキシコやキューバなどを訪れたため、感染疑いが見つかってから同県訪問は初めて。

 知事は農相に対し、感染経路の解明や風評被害の防止、農家に対する支援拡充などを求める要望書を提出した。

2010/05/10 13:47 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051001000349.html

【口蹄疫被害】感染広がり、殺処分は6万頭を超えた! [農業]

非常事態ではあるが、相変わらずTVでは報道していない。どうなっているんだ?

口蹄疫の感染拡大が止まらない。
未だに感染源が特定出来ていないとの事だが、宮崎では壊滅的な被害。
日本全体の畜産にとっても深刻な状況となっている。

もう既に殺処分対象が6万頭を超えてしまった。
処分の用地が確保出来ずに仕方なく家畜の飼育を続けている農家、家畜を殺処分する農家、どちらも地獄だ。

そんな中、ようやく赤松農相が明日10日に現地入りする。
一体、今になって何をしに行くのか?どんな顔をして行くのか?
自民党はいち早く対策本部を組織して政府に申し入れをしていた。
政府は今迄、どんな対策を練っていたのだろう?

自民党政権時代、2000年にも口蹄疫の被害が有ったが、いち早く対処を行い殺処分は740頭で済んだ。それでも終息までに終息までに2ヶ月以上を要し、当時の野党に厳しく追及されたのだ。

しかし今回はどうだ?
殺処分頭数は前回よりも二桁も増えている。この上、まだまだ増える可能性が高いのだ。
終息迄、一体どれだけの月日がかかるのか見当も付かない。

また、原口大臣のTwitterにて「総務省が大手メディアに情報規制をしていた」ことが明らかになった。風評被害が理由という事だが、本当の所は「何も策が無い」だけではないのか?

とにかく、明日には赤松農相から何らかのコメントが有るだろう。
一刻も早い終息を願う。


関連エントリ:
自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ
http://mac.blog.so-net.ne.jp/2010-05-02
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宮崎の口蹄疫被害、牛豚6万頭処理に頭抱える関係者
2010年5月9日1時4分

 宮崎県で発生した家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)問題で、殺処分対象となった牛や豚の埋却処理が追いついていない。感染の疑い例の発生が止まらないうえ、土地選定の難しさや移動のリスクから、農場付近で埋めるしかないが、その用地が決まっていない所もあり、人手も足りていない。畜産関係者は悲鳴をあげている。

 口蹄疫は人には感染せず、感染した肉を食べても人体に影響はない。県は移動制限などで、感染した家畜の肉が市場に出回ることはない、としている。

 県の発表によると、8日までに確認された豚や牛の感染確定・疑い例は49例、殺処分対象は累計で6万2426頭になった。特に豚の殺処分対象は県内の総飼育頭数の6%(約5万8千頭)まで達した。だが、ほとんどがまだ埋却処理されておらず、その用地の選定ができていないところもある。このため、ウイルス感染の恐れのある家畜も殺処分しないまま飼育を続けている。

 被害が集中する同県川南町を含む児湯(こゆ)郡市畜産農協連合会の奥野福見参事は「畜産農家は『いつ我が身に降りかかるか』と、朝夕、家畜の健康が心配だ。早急に埋却を進めて、早く競りが再開できるようにお願いしたい」と語る。

 実際、発生農場を中心に半径10キロに設定される移動制限区域内でみると、同町では、豚の飼育数(4月29日現在、14万5239頭)の4割が殺処分対象になっている。

 県内では2009年2月現在で、豚91万4500頭、肉牛29万7900頭を飼育。それぞれ全国2位と3位を占めている。

http://www.asahi.com/national/update/0509/SEB201005080060.html
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口蹄疫:新たに疑い6例--宮崎

 農林水産省と宮崎県は8日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いが強い牛と豚を、同県川南町と都農町の計6農家で新たに確認したと発表した。県はこれらの農家で飼育する計1822頭を殺処分する。44~49例目となる。

 県によると、すべて1例目の農家から7キロ以内の移動制限区域(半径10キロ)内だが、48例目の都農町の農家を基点に新たに移動・搬出制限区域(半径10キロ・同20キロ)を設定することにした。

 県によると、49例目までの処分頭数は6万2426頭になった。

毎日新聞 2010年5月9日 西部朝刊
http://mainichi.jp/seibu/shakai/news/20100509ddp041040012000c.html
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口蹄疫疑いさらに6農家、処分6万2426頭に

 宮崎県で発生している家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」問題で、県は8日、新たに都農(つの)町と川南町の計6農家の牛と豚に感染した疑いがあると発表した。これで発生は1市2町の49施設(疑い例も含む)となり、殺処分頭数は牛と豚計6万2426頭に上る。県は9日、都農町の農家の半径10キロ圏で牛や豚などの移動を制限する区域を新たに設ける。

 発表によると、5農家が牛を、1農家が豚を飼育。7日に一部の牛や豚に症状が出たという。

 都農町の農家は1例目の農家から東に約4キロ。川南町の5農家は、1例目の農家から南東4〜7キロの位置にある。

 また、県は赤松農相が10日に宮崎県を訪れ、東国原英夫知事らと意見交換すると発表した。この問題で赤松農相が宮崎入りするのは初めて。
(2010年5月9日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100509-OYS1T00284.htm
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過去最悪の6万匹殺処分、広がる口蹄疫の影響 宮崎
2010.5.8 20:43

 宮崎県で家畜感染症の口蹄(こうてい)疫が拡大している。殺処分される牛や豚は計約6万匹に上り、国内で過去最悪の事態だ。感染拡大防止のため県内7カ所の家畜市場が閉鎖されたほか、県外で肥育され、各地の地元ブランド牛として商品化される子牛が出荷できないなど口蹄疫の影響が広がっている。

 農林水産省によると、過去に口蹄疫が発生した際に処分された牛の数は明治41年に東京などで約500匹、平成12年に宮崎県で35匹、北海道で705匹。今回は、4月20日の1例目から5月7日までに、感染疑いが見つかった農家や施設は川南町を中心に計43カ所。国内で初めて豚の感染疑いも見つかり、処分対象は約5万9千匹、うち5万匹以上を豚が占めている。

 東国原英夫知事は1日、陸上自衛隊に災害派遣を要請、「非常事態を宣言してもいい」とも訴える。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100508/biz1005082045006-n1.htm

自民党が口蹄疫対策本部を組織し、政府民主党に申し入れ [農業]

何でこれを日本のマスコミが大きく取り上げないのか不思議なのだが…


http://www.youtube.com/watch?v=UOSIYeXZIuA
http://www.jimin.jp/jimin/daily/10_04/30/220430b.shtml

もう、どっちが「与党」だか分かりゃしない。
「政権担当能力」って何なんでしょうね?

で、何でこれってTV報道はあんなに小さいんだろう?
これからも被害が広がる可能性、日本の畜産を全滅させる危険さえ孕んでいる。
農水相は何をしてるんだ?
流石にこれには「ジミンガー」は使えないぞ。

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